ごやっけさぁ
「包帯クラブ」の原作本もDVDも両方みました。
DVDは、原作と違うところもありますので、多少とまどいます。
むしろ、2回目にみると、特有の語り口にもなれて、映画作品の良さがわかりました。
両方みたけど、映画の方がおすすめという人もいます。
その人の感想もよくわかるように思います。
映画の方が、「青臭さ」が薄くなっているというのです。脚本がいい。
原作は、宗教臭いというのですよ。
たしかに、「場所や土地に流れる見えない血」という概念は、アニミズムのようです。
もうひとつ、人の心の傷を共有することですが…
これは、心理学的な心のケアで重要視されている療法のひとつだと思います。
天童荒太の他の作品は、まだ読んでいませんが、今度読みます。
もう少し彼の考え方などを探ってみたいと思いました。
物語のなかでは、主人公たちが、包帯クラブをつくる以前に、方言クラブなるものをつくっていました。
自分が何処に所属しているのか「あいまい」にしたいがために、あらゆる地方の方言をごちゃまぜに使う。
「ごやっけさぁ」は、鹿児島の方言。お世話になりました。ありがとう。の意味…。
映画の中では、とても印象的に使われていました。
ラスト近くのシーン…。テンポがワラに。そして、ディノがワラに。
映画のなかでは、特別な気持ちを伝えたいから、「ごやっけさぁ」と言った…。
そのように、積極的な意味で方言を使いました。
映画も青臭いと思いますよ…
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